50人の声援に感謝

更新が遅くなりました!

9月22日に行われた、全関西級別ダンス競技大会についてです!


この競技会は、A級からE級までにランク分けされた選手が、各々の自己級でダンスを披露し競い合うもので、

菅・奥村組は、ありがたいことに、

ダンスだけひたすら練習していたら今年からA級になってしまっていたという感じなんですが(笑)

成績如何で年度ごとに降級することもあり、

今年はこの競技会で維持を決めなければ、事実上もう後がない状況でした。


そんなこともあり、有志の皆様が応援に駆けつけてくださり、

「菅」「ケイト」と書かれたうちわ約75本を掲げての大声援をいただきました。

出場していた競技選手の生徒さんや友人もいて、

50人を越える歓声が、良い意味でプレッシャーをかけてくれました!



私達も、つい先日行ってきたフィンランドでの修行の成果を発揮し、

なんと5種目すべて準決勝に残ることができました!


これにて維持を確定することができました。


本当に、皆さんの応援がこの結果を動かしたと思うと、感謝の気持ちしかありません(^0^)


ダンスの質と表現力を高め、さらに西部のダンスを盛り上げていきたいと思っています!


自他称「異端児」の私達ですが、これからもどうぞ応援をよろしくお願い致します。



次回の関西での私達が出場する競技会は、

11月24日(日)
池田市五月山体育館で行われる

西部日本選手権大会です。
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進化と流行

ある日本のグレートダンサーの言葉に触発されて・・・

少し考えてみたくなりました。



社交ダンスにおける進化と流行について。


ラテン、ボールルーム(スタンダード)に問わず、

ダンスではウォークというものが大切であることは疑いようのない事実だと思う。

なぜなら、ウォークの中に音楽表現があり、パートナーとの調和があり、そのダンスの質を高める多くの要素が含まれているからである。

あるいは、他の要素、たとえばボディーワークであり、フレームであり、リード&フォローであり。



でも、時代は進む。



人類は火をおこし、電気を見つけ、テレビができ、スマホが普及したように、

時代とともに進化、発展をとげてきた。


もちろん、そこには根本的に「人は明るいところで活動的になれる」を否定することはないし、
火を見つけた祖先は偉大だったと思う。

しかし、我々はそこにとどまらない。


ラテンの師シルパ・スータリは、

日本ではベーシックを大切にする厳格なラテンチャンピオンと言われることがあるが(本当に聞きました)


「新たな次元を見つけると、人は過去に戻ることはできない」と言って、

時代とともにダンスは進化(evolution)していると言っていた。


ボールルームの師スティーブ・ヒリアーMBEは、

「たとえば自動車のように、少しずつだがモデルチェンジとバージョンアップを、ダンスもしている」と言った。


彼らに共通しているのは、

その強烈な個性ゆえに隠れがちだが、

チャンピオンを獲った当時の踊りを弟子に教えていないということである。


より音楽的に、より合理的に、より豊かに。



そんな「より」を求めて、過去の自分を否定するときもある。



ユッカとシルパの紹介で参加した去年のヴェネツィアでのキャンプでは、

マウリツィオ・ヴェスコヴォ、アラン・トーンズバーグ、バーバラ・マッコール、キャロライン・スミス、アナ・メルニコヴァなどがコーチとして参加したが、

互いのワークショップを傍聴し、それぞれがどのような内容を教えるか、どのようにダンスを捉えているかを、勉強しあっていた。


社交ダンスのみならず、

サルサのコーチや、チャールストンのコーチも参加し、そのダンスを研究する時間も設けられた。


こうやって、コーチも進化するし、現役も進化する。


だからといって、往年のグレートダンサーをリスペクトする気持ちは消えない。


ウォルター・レアードは偉大だし、

マイケル・スティリアノスも偉大だ。


ユッカとシルパはいまだにマイケルや、エスパン・サルバーグのレッスンを受けて、こう僕らに伝えた。


「現役が時代を創る。ならば私達も、現役と同じように学び、練習して、時代を創ることを手伝う」


幸いにして、みんな英語で語ってくれるので、僕はその言葉のほぼすべてを理解できるから、こういうメンタリティになることができた。



でも、この考え方は一面的かもしれない。

これは本当に進化なのか?実はただの流行なのか?


つねに幅広い視野をもって、ダンスと付き合いたい。


だって、ダンスは僕にとって最高の出会いだったのだから。

西欧式、参加型レッスンの提案

僕のスタンスは、常に先生と生徒の距離を近づけるレッスンです。

それは、一方的に先生が生徒に知識や技術を伝授するスタイルではなく、

生徒の方から「こんなのはどうか?」とう提案があれば、それを積極的に聞いて、
発展させていくスタイルにするということです。

個人レッスンはもちろん、

団体レッスンでもこれは有効です。



初心者でも、発言する権利がある。


僕はそう思ってます。


ただし、この方式を採用するには、

相互にマナーや規範が必要になります。


でも、社交ダンスですから。

それも含めて、勉強していくのが適切かと思います。


僕自身、自分がレッスンをすることで、

お互いに成長していけるのが最高です。



その代わり、レッスン時間は頭も身体もフル稼働です。


それが、一番刺激的で、面白いと思ってます。

社交ダンス 日本と世界を つなげたい

みなさん、おはようございます!

まず初めに、今日は広島原爆の日であり、恒久平和を目指すためにいつまでも忘れてはいけない日であることを皆で誓い、当時の犠牲者に哀悼の意を表します。

僕たちは一人一人はちっぽけな人間ですが、

少なくとも、平和を望み求める権利はあると思うんですね。

それを政治の場で実践する人、医療の場で実践する人、さまざまですが、

芸術という分野も、紛れもなくこの平和への希望の一つです。

(攻撃的な芸術というものも存在しますが)


僕が社交ダンスをする一つの理由は、

それが人と人とをつなげる芸術だと思っているからです。

4年前、何もわからない状態からケイト先生とたった2人でフィンランドへ飛んだとき、

当時は英語も少ししかわからず、ましてフィンランド語などまったくわからない状態でしたが、

ヘルシンキでフィンランド人の女の子と、踊ることで交流することができました。


異性だけではありません。

ユッカとシルパ師匠のキャンプを通じて、

初めて話しかけてくれたのがアントン。

彼は今はパートナーがいなくて競技ダンスの前線からは外れてますが、ヘルシンキに行くたびにディナーを共にしたりアパートへ招いたりと、友好関係は続いてます。
ダイスケは昔は英語が下手だったな、と、今となっては笑い話です。


僕はたまたま社交ダンスでしたが、芸術やスポーツは、平和的に人と人とをつなげる大きな役割を担っているのだと思います。

僕は社交ダンスのプロなので、その分野で日本を世界とつなげていきたいと思い、実践してます。

同じくフィンランドの友人で、世界ベスト24の現役ダンサー、
ヤーク&ティーナが6月に来日したことも、
その主旨の一環です。

これからも、大阪にいて世界と交流できる場を提供するのが、菅・奥村組です。

ちょっと硬い内容になりましたが、

このような活動も上質な楽しみ方の一つじゃないかと思ってます。

ワークショップ VERY VERY JIVE

昨日、8月4日の日曜日
十三の社交ダンス教室ファンシーホールにて、

ジャイブのワークショップ2時間を行いました!

日本の社交ダンス業界では珍しい、単発の相互参加型のレッスンで、

先生が一方的に生徒に教えるというスタンスではなく、
生徒の方からも意見やアイディアを出してもらうという形をとってます。

特に、ジャイブというダンスは簡単であるにも関わらず、
日本では他のダンスと比べてあまりレッスンをされていないので、

僕がしてます!笑

自由度の高い動きが特徴のダンスで、
これを練習することで身体のコアからの動きを目覚めさせる意図もありました。

フリックアクションのようなシャドーで見栄えのよい定番ステップではなく、

ウォークとシャッセという、基本中の基本だけれども、
地味ゆえにおろそかにされやすい要素をじっくり時間をかけて行いました。

ジャイブを初めてした参加者もいましたが、

2時間で16小節の子リオグラフィーを踊れるようになるところまで進められました!

もちろん、美しく踊るためにはもっとたくさんの情報と練習が必要ですが、

まずはくせをつけずに、原曲に合わせて踊れるということが大切!

とっても好評いただいたので、次回おそらく9月末か10月はじめくらいに行う予定です。
ありがとうございます!


次はサンバかな?? チャチャチャかな??

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daisukekate

Author:daisukekate
社交ダンスインストラクター菅大輔のブログです。
JBDF西部プロラテンA級、スタンダードD級(2020年度C級昇級)
レッスン場所:十三、心斎橋(水金)、天満橋(土)、奈良(木)

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